シーガイアやフローランテ宮崎の南側に毎年サッカーのＪリーグがキャンプに訪れる国際海浜エントランスプラザという多目的施設・公園があります。
この国際海浜エントランスプラザ内にイギリスのガーデンデザイナーがデザインしたイングリッシュガーデンとガーデンハウスがあり、まるで長い年月そこに建っていたかのような趣がある佇まいとなっていてフォトスポットとして楽しむことができます。
また、周辺は松林に囲まれ、市民のボランティア活動によって植栽や手入れがされている花々を楽しむことができ、家族で散策したりゆっくりピクニックしたりリフレッシュすることもできます。
１ アクセス・駐車場
シーガイアの南西・フローランテ宮崎の南側に位置します。
県立阿波岐原森林公園パークウェイ（公園道路）の一本西側の道路沿いに国際海浜エントランスプラザ（南エントランス）があるので、駐車場に車を停めます。
駐車場には、約９０台駐車可能です。
せせらぎ水路、テニスコートや多目的広場（サッカーＪリーグキャンプが行われています。）など様々な施設が集まる広大な公園の中に英国式庭園があります。
駐車場から英国式庭園までは、せせらぎ水路、市民の皆さんによる植栽や手入れが行われている「木漏れ陽のガーデン」を5分かからない程度歩きます。
木漏れ陽のガーデンには、春になるとチューリップが沢山咲いていて心躍ります♪
２ 英国式庭園概要
阿波岐原森林公園をメイン会場に花と緑の祭典「グリーン博みやざき’99」が1999年に開催されました。
このグリーン博みやざきに合わせて、イギリスのトップガーデンデザイナーによる設計・監修のもと英国式庭園が設置されました。
コテージハウスの４方向（壁面）に合わせてイギリスの代表的な４つの庭を楽しむことができます。
ちなみにこのコテージハウスでは、ティーインストラクターがいれる本格的な紅茶を楽しむことができます。
【コテージ・ガーデン】
駐車場から歩いて到着すると最初に目にするガーデンです。
イギリスの田園に見られる庭を表現していて、イングリッシュガーデンの代表的なスタイルで色彩豊かな植物に趣のある古いレンガの園路はイギリスののどかな雰囲気が味わえます。
壁面がコケ、シダで覆われ・・・「渋い！」とうなってしまうくらい、まるで長い年月そこに建っていたかのような趣がある佇まいとなっています。
季節になると次々と花が咲き誇り、自然の美しさが見事に演出されています。
【フォーマル・ガーデン】
コテージガーデンの真裏になるのが、フォーマルガーデンで直線と曲線が対照的になるように構成されたイギリスの伝統的な整形式庭園です。
いつ見ても美しい芝生に見とれ、写真を撮ってしまいます（笑
【メドゥ・ガーデン】
イギリスの牧歌的な風景を取り入れた牧草地帯の庭です。
現在はワイルドガーデンとしてイギリスで注目を集めている様式です。
金網細工の羊がかわいらしく、庭全体に牧歌的な趣を添えています。
【シーサイド・ガーデン】
宮崎の厳しい潮風や日差しの強い気候を生かした海辺の庭です。
家の壁にはイギリスの海岸沿いの港町が栄えるブライトン地方の自然石が使用されています。
３ まとめ
イギリスのガーデンデザイナーがデザインしたイングリッシュガーデンとガーデンハウスがあり４面それぞれ異なるスタイルの庭を楽しむことができます。
特にイギリスの田園風景をイメージしたコテージ・ガーデンは、壁面のコケ・シダの生え具合がまるで長い年月経過しているような趣がある佇まいとなっていて素晴らしい庭となっています。
また、直線と曲線が対照的になるように構成された伝統的な整形式庭園のフォーマルガーデンもいつも綺麗な芝生が特徴的な素晴らしい庭です。
ガーデンハウスでは、フォーマルガーデン側の美しい庭を眺めながら本格的紅茶を楽しむことができるカフェスポットとなっているので、ゆったりと過ごすことができます。
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