収集癖があってなかなか物を捨てられないタチで、物を集めるのが好きなミッチーです。
昔、ビックリマンシール(世代がバレる!?)や切手収集したことがあります。
現在では、神社仏閣の御朱印を集めています。
今回ご紹介する「江田神社」は、みそぎ池の近くにあり、イザナキノミコト・イザナミノミコトを祀っています。この二神は国生みの神様でもあるので神話のご紹介もしてみます。
平安中期の「延喜式」(大雑把にいうと法令集)にも書かれている由緒ある神社で、全国の神社で奏上される祝詞の舞台として、お祓い発祥の地やみそぎ発祥の地ともいわれます。
また、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんが紹介したことで一躍有名となった神社でもあります。
江田神社の御朱印も写真でご紹介したいと思います。
1 アクセス・駐車場
宮崎市東部の主要な幹線道路である宮崎県道11号線(宮崎島之内線)沿いにあります。
付近には、シーガイア(車で5分)やイオンモール宮崎(車で10分)などの施設があります。
駐車場は、鳥居付近に20台程度駐車可能です。少し先には、市民の森の駐車場もあります。

2 御祭神・御利益、御由緒
日本最初の夫婦と言われる伊邪那岐命(イザナキノミコト)と 伊邪那美命(イザナミノミコト)を祀っています。
二神は、形なきものとして漂っていた国土を固め、山や川、住まいや穀物など、万物の誕生を司った男女の神様。縁結びや安産の御利益があります。
【国生みの物語】
むかし天地が開き始めたころ高天原(たかあまのはら)に現れたイザナキノミコトとイザナミノミコトは、混沌とした海のような下界に国をつくります。
天の浮橋(あめのうきはし)から天の沼矛(あめのぬぼこ)を下してかき混ぜると、淡路、四国、九州と次々に国が生まれました。
その後、山の神や海の神など35柱の神が生まれましたが、火の神カグツチノカミを産んだときの傷がもとでイザナミノミコトは黄泉国(よもつくに)へ旅立ってしまいます。
イザナキノミコトは、怒りのあまり火の神を切り殺しますがその悲しみは癒えず、妻をよみがえらせようと死者の世界を訪れます。しかし変わり果てたその姿に驚いて逃げ帰り、阿波岐原(あわきがはら)の「みそぎ池」で穢れた体を洗い清めました。そのとき、三貴子と呼ばれる3柱の神、太陽の神アマテラスオオミカミと月の神ツクヨミノミコト、海を司るスサノヲノミコトが誕生しました。

イザナキノミコトが穢れた体を洗い清めた「みそぎ池」。太陽の神アマテラスオオミカミと月の神ツクヨミノミコト、海を司るスサノヲノミコトが誕生した場所といわれています。


3 鳥居
駐車場に車を停めると、2つ目の鳥居から境内へ入ることになりますが、こちらの一番目の鳥居に周って参拝したいですね。

2番目の鳥居

4 参道・手水舎
2つめの鳥居をくぐった参道上に御神木であるクスノキがあります。

巨木で苔の張り具合によって長い年月経過を感じさせ、生命力を感じます。
木の下のコブが特徴的ですね。





コロナ以降柄杓で手を洗う方式は少なくなっています。

5 社殿
春だと桜が咲いていたり、紅葉の新芽で清々しく気持ちがいいです。



6 その他特徴
祝詞の舞台となっています。
次の文章は、全国の神社で神主さんが口上する祝詞の冒頭です。このことから祝詞発祥の地ともいわれています。
「かけまくも畏きイザナギノオオカミ、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に禊ぎ祓えたまいしに……」(太字部分は全て宮崎の地名です。)

7 御朱印
2つめの鳥居の手前に御朱印授与所があります。
正式な作法としては好ましくないのかもしれませんが、社殿で参拝を済ませる前に御朱印帳を渡して帰りに御朱帳を受けとる方が効率的ですね。



県の不定期イベントキキタビ(記記旅)用の御朱印。

通常御朱印。キキタビ用と比べると寂しい。
8 まとめ
江田神社は、日本最初の夫婦と言われるイザナキノミコトと イザナミノミコトを祀っています。国生み・万物の誕生を司った男女の神様で縁結びや安産の御利益があります。この御利益とスピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんが紹介され人気となっている神社です。
ご神木のクスノキは参道の途中にありパワースポッとなっているので是非じっくり見て生命力を感じて癒されてください!
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